ほんとうの長文駄文。

27歳。エッセイを出すのが夢なので、その練習に。

26歳。自己啓発としての「Sexy Zone」。

実は私は1年以上、Sexy Zoneが好きだ。
正確には中島健人くんが好きだ。
好きというか、本当に本当に尊敬している。

Sexy Zone、つまり年下のアイドルが好きだと言うと、結構な確率でバカにされる。いつまでそんなこと言ってるの、この年齢でジャニーズって一体何目線で好きなの、と呆れられる。
私は真顔で答える。「自己啓発」です、と。
流行りのビジネス書を読むよりずっとその効果があるんです、と。

中島健人くん、私はケンティーちゃんと呼んでいるが、ケンティーちゃんのプロとしての姿勢が好きだ。

演技の勉強の為に、舞台に学校にテレビ番組の収録に、とんでもなく忙しいスケジュールの中で、何本も何本もドラマを見ているところ。バレーのお仕事の前にはバレーの本を付箋いっぱいにして読み込むところ。

与えられた状況を全部全部利用して自分の糧にしていく姿に、とんでもないエネルギーを感じるし、眩しすぎてこちらの感情までブルブルしてくる。一瞬一瞬のチャンスを絶対逃すものか、0から100まで吸収してやるからな、という勢いにどうしようもなく心が突き動かされる。

もちろんルックスも、歌声やダンスを含めたパフォーマンスも、バラエティーで急に振られた時に対応できる頭の回転の良さも、大切に育てられてきたんだと分かる品の良い所作や棘のない発言も、全部全部好きだけど、一番好きなのはどうしたって仕事への姿勢だ。

アイドルという仕事だからというのもあるが、生活そのものを仕事に結び付けていて、尚且つそれは犠牲というよりは自発的なもののように見えるからごく自然で、なんというか、ケンティーちゃんのそのスタンスに私はものすごく憧れている。

そのぐらい夢中になれるものに出会って突き進んでいるケンティーちゃんに、それはそれは憧れているのだ。

自分とリンクさせるなんてそれは、それは本当におこがましいことだけれど、そうした時に自分の仕事への姿勢がケンティーちゃんのそれとあまりにかけ離れていて、より一層ケンティーちゃんの輝きが刺さるのである。

そんな私は昨日大阪城ホールへ行って、ケンティーちゃんの輝きを思う存分浴びてきた。 
一挙一動が「中島健人」で、息を吸う度にそれはもう「中島健人」で、胸がいっぱいで苦しくなった。
どんなドキュメンタリー番組を見るより、どんな偉大な経営者の自伝を読むより、私もこのままじゃいけないなぁと生きるモチベーションだかなんだかが上がった。これを自己啓発と言わず何と言うのだろう。

連休が明けても頑張ろう。
あの仕事も、この仕事も残したままだけど、好きになるまでやらないとプロにはなれない。今はまだ、この仕事が生活を、人生をかける仕事だなんて思えないけど、行けるところまで行かなくては。嘘でもそんな風に思った。

上司にも誰にも何を言われてもこんな風に思わないだろう。すごい効果。これだから「中島健人」からは目が離せない。